昭和57(1982)年春、初代会長である故)横井園生の「名古屋の地に、美しい日本のオペラの創造できる団体をつくりたい」との思いから、愛知県内の愛知教育大学、愛知県立芸術大学、名古屋音楽大学、名古屋芸術大学に在籍し、当会の主旨に賛同する教員に声をかけ、昭和58(1983)年に発足しました。
初回公演昭和58(1983)年は「夕鶴」、平成4(1993)年の10回が「春琴抄」、20回は平成14(2002)年に「新・琵琶白菊物語」、活動再開後、平成20(2008)年の「三人の女達の物語」、平成25(2013)年「不思議の国のアリス」、平成28(2016)年「森は生きている」、平成30(2018)年「王子とこじき」を公演しました。
これまでに名古屋オペラ協会は日本オペラを数多く上演してきました。
「芸に生きる者の非情の魂」「絶対的な美に対する自己犠牲」そして「移りゆく時代のなかに、崩壊してゆく家族の姿」など、様々なドラマを通して、人間性の美しさと人生の無常を見てきました。
いま、私達がなすべきことは、日本人の愛、魂、道徳、克己など、これら生活のなかに息づいてきた伝統的な美質を、オペラを通して人々にアピールすることです。
名古屋オペラ協会創立15周年記念誌より
名古屋オペラ協会は、日本のオペラを主体とする音楽芸術の普及と向上をはかり、芸術文化の普及発展に寄与するとともに、青少年の音楽に対する理解を深め、豊かな情報を養うことを目的とする。
中嶋 基晴
1982年 11月
〒460-0011
愛知県名古屋市中区大須1丁目34番35号工藤ビル6-B
運営委員長 | 小原恒久 |
運営副委員長 | 鏑木勇樹、松波千津子 |
運営委員 | 内田由美子、近藤由香、高橋直美、竹内久恵、中須賀悦子、水谷朋子、山口美帆 |
事務局長 | 日髙義啓 |